【モンハン偽解説*第2回】爵銀龍メル・ゼナの生態!モンスターハンターライズ・サンブレイクでの特徴からキュリアとの共生関係も

【モンハン偽解説*第2回】爵銀龍メル・ゼナの生態!モンスターハンターライズ・サンブレイクでの特徴からキュリアとの共生関係も

爵銀龍メル・ゼナ/はじめに

こんにちは。
古龍観測所の一般調査員です。

古龍たちの調査の現状や生態などを紹介するシリーズの第2回は「爵銀龍メル・ゼナ」!
今話題のアイツは色々と不可解なことを残したままになってしまいました。
最新調査の状況をお伝えしていきます!ぜひ最後までご覧ください!

このシリーズのコンセプトや「古龍って何?」みたいな基礎知識はこちら

【モンハン偽解説*第0回】古龍って何?モンスターハンターにおける生態から分類方法まで基礎知識

動画のほうが見やすい方はこちら↓


爵銀龍メル・ゼナの基本情報

まずは基本的なデータから…と言いたいところですが、メル・ゼナの研究はようやく本格的に始まったばかりの状況です。
これからいくらでも変更になる可能性があるので注意

名称:メル・ゼナ
別名:爵銀龍
分類:古龍種 銀龍亜目?メル科?分類中
体長:16m~
生息地:城塞高地 その他は不明
卵・繁殖・渡り未確認

名前付けの時点でかなり難航したらしいメル・ゼナは分類なども現在進行系で話し合いが進められています。
モンスターの名付けっていうのは毎度毎度アレコレ問題が起こるのでしょうがないですが、生態についても、これまで「こうだ」と思われていたことが実は違うことが判明したため、いちからやり直しになっているのです。

というかこの1体だけだったヤツが討伐されたため、次の個体が見つからないと生態についてはあまり分からないかもしれません。

その他の特徴としては、

非常に頭がいい

周囲の生物の生命エネルギーを吸収している

が挙げられますが、研究職に一番驚かれたのは頭の高さでした。

動画で詳しく説明しているので詳細は省きますが、大きな体で頭を高い位置に置き、さらに飛べるようにすることはとても難しいのです。

軽くてハイパワーで代謝が良い、を全部兼ね備えた心臓は超レアです。
メル・ゼナはそれができているのが凄い!というわけですね。


爵銀龍メル・ゼナとキュリアの共生

爵銀龍メル・ゼナは、小型の生物「キュリア」と共生関係を結んでいます。

噛生虫(げっせいちゅう)キュリアは、フルフルベビーが飛んでるような形をしており、周囲の生物の生命エネルギー(元気?)を吸い取って生きているようです。
捕まえること自体は難しくないですが、宿主から離れると生きて行くのは難しいようで、捕獲して本部に持ち帰った生体のほとんどは弱ってしまっているとか。

また、特殊なウイルスを媒介しており、メル・ゼナは耐性があるため問題ありませんが、人間や他の生き物は噛まれると感染してしまうようです。


共生関係を結んでいる生物は珍しくなく、古龍にも何体かいますが、メル・ゼナの場合は色々と特殊な事が多かったようです。

キュリアはメル・ゼナの首元あたりに収納されていて、そこから飛び立ち周囲のモンスターからエネルギーを吸って、メル・ゼナのもとに持ち帰り、与えていました。
しかし、キュリアがメル・ゼナからもなぜかエネルギーを吸い取った形跡も見られます。
他にも、

昔のメル・ゼナの資料にキュリアに関する記述がない

同じく記述のない、体色が黒くなる現象がみられた

メル・ゼナは意外とパワータイプなことが分かった

など、謎な状況が起こっていました。

これについてはその後の調査で追加情報があるそうなので、本部での閣議決定で一般公開できる情報が確定してから公表される予定です。もうちょっと待ってね。

ともかく、確実なのは「メル・ゼナとキュリアは昔から一緒にいたわけではない」ということ、そして共生というより条件付き契約のような関係を結んでいたことです。

他にも強い龍属性エネルギーでビームだの爆発だのしてきた、という報告書がありますが、
これもメル・ゼナの能力なのかキュリアの能力なのかは未確定です。


メル・ゼナとの死闘後の調査

爵銀龍メル・ゼナとハンターの方々の間では大変な死闘になったと聞き及んでいますが、死闘だったからこそ分かったこともありました

というのは、メル・ゼナの討伐後、死体を解剖したときに限界を超えて身体を酷使したような痕跡が多数見つかったのです。筋肉の断裂とか、疲労骨折とか…

報告書には「瞬間移動してきた」などという荒唐無稽な記述が多数出ていましたが、ハンターさんたちの報告を総合すると、どうやら目くらまししている間に頑張って超スピードで移動していただけということも分かってきました。
そして、この瞬間移動については昔の文献にはない…

つまり、もともとメル・ゼナは手下を使って餌を襲わせ、自分は高みの見物している王様タイプではなく、自分の自慢の肉体で狩りをしていたフィジカルパワータイプ
キュリアと出会ったことでさらにそれを増幅させられる(=無理できる)ようになり、瞬間移動に見えるほどの力を身に着けたものの、元から持っていた力ではないので無理を続けた結果身体がボロボロになった…のかもしれません。

これについても、細かな研究が進められています。
ドンドルマの本部からの発表をお待ち下さい。


爵銀龍メル・ゼナの近似種ほか

爵銀龍メル・ゼナに、今のところ亜種や変種などは見つかっていません
まず1体しか確認されていないため、別個体がそもそもいません。

似たような生態を持つモンスター自体は多く存在しています。
例えば…

赤い龍属性エネルギーを扱う→バルファルク

ウイルスを扱う→ゴア・マガラ、シャガル・マガラ

共生関係→ナバルデウス、ヴァルハザク、グァンゾルムなど

ただし、いずれも特徴が似ているだけで、近似種には程遠い存在です。
今後新たな個体が見つかるまでは、このあたりの研究が進むことは難しそうです。

しばらくはメル・ゼナがいなくなった後の縄張りの調査、痕跡探しなどが主になります。
今年いっぱいくらいは調査員全員が忙しくなるでしょう。


次回予告

次回はちょっと珍しい古龍についての解説です。

普通に生活していればまずお目にかかることのない、キレイなヤツ
すごく広い場所に住んでいて見つけやすいし、
性格もとても優しくて、ちょっとやそっとでは怒りません。
なのに、その調査は古龍の中でもトップクラスに難しい!!

一体何故なのか?お楽しみに!
それではまた。